フェルト&「おゆまる」で作るたいやき

  〜用意するもの(出来上がりは約10センチ厚さ1.5センチの大きさになります)〜

・紙粘土(石粉粘土でも可)

・粘土へら

・おゆまる

・フェルト (薄黄色二枚と焦げ茶一枚)

・木工用ボンド

・セメダイン

・綿

・色鉛筆

・アクリル絵の具系のマットメディウム

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1.まず、紙粘土でたいやきの原型を作ります。(これは石粉粘土)

そもそもはじめてのフェイクスイーツ作りで「たいやき」…ちょっと無謀です。

たいやきの作り方、結構コツがいります。両面ウロコ柄があるので

片面を作ったら、乾かして固まったらもう片面を作ります。

ウロコの溝とかは気持ち深めのほうが型取りしたときに模様が良く出ていいです。

ちなみに最初見ないで作ったらとんでもないたいやきになりましたw

実物か写真見ながら作るのがオススメ。

細い粘土ベラでなぞった感じでウロコの模様はつけてます。

 

2.これが「おゆまる」だ!

私も初めて扱う不思議な物体。

消しゴムとプラスチックを足して2で割った質感です。

これは温度80度のお湯で柔らかくなります。

半信半疑でお湯につけてみると…

おお、柔らかくなりました(^^)

写真ではちょっと筋が入ってますが、3分程浸けておくともっと柔らかくなります。

※お湯の温度に注意!!沸騰したお湯だとすぐ柔らかくなるんですが

おゆまる自体がすっごく熱いんです。心配な方は軍手かゴム手袋着けるといいです。

あとお湯から出す時は割り箸で

そのあと固く水をしぼったタオルとかで「おゆまる」に付いた水気を取りましょう。

3.紙粘土原型におゆまるをなじませる。

空気が入らないように厚さ4ミリくらいで丁寧にのばします。

写真のように気持ち巻き込むように伸ばすと後々作業しやすいんです。

それで、冷えて固まったらたいやきの正面(側面ですね)

原型をはめたまま、側面に沿ってカッターを入れてぐるっと切ります。

(※ゆっくり丁寧に切りましょう。すべりやすいので気をつけて)

上記写真のはみ出てるおゆまる部分を切り取ります。

(↑反対から見た形)

(↑粘土原型を外したところ)

おお、ちょっと感動。ウロコの溝までくっきりです。

4.もう片面にもおゆまるをなじませる。

完全におゆまるで粘土原型を包んじゃいます。

そしたら

さっき側面を切ったようにぐるっと丁寧にカッターで切ります。

ぱかっ

おお、できたあ(^^)

でもなんだか綺麗な色ですよね。不思議なマーブル模様です。

 

とりあえず型ができました。この後、フェルトの登場です。

 

 

5.ボンド液を含ませたフェルトを型になじませる。

まずボンド液。

これは木工用ボンドを水に溶かしたモノです。

水100mlに対し大さじ1か2くらいのボンドをよく溶かしてください。

つけ込んだフェルトを軽くしぼり、上記写真のように型になじませます。

溝のあるところは丁寧になじませましょう。

6.乾かして、ふちを余裕もって切ります。

真夏なら室内で1日で乾きます。たぶん冬だと乾きは遅いです。

型からはずしたフェルト。いい感じです。

7.内側からカッターでところどころ削ります。

なんで削るのか…このあとそのわけがわかります。

8.内側から焦げ茶のフェルトを貼りつけます。

そうすると

ちょっと中のあんこが透けてる感じに見えます。

もうひとつのほうも同じように焦げ茶を貼り付けます。

9.綿を入れて二つを貼り合わせる。

綿は多く入れるともっさりして合わせずらいです。

木工用ボンドでもくっつくと思いますが私は透明のセメダインでくっつけました。

10.色鉛筆で焦げ目を描く。

このへんはお好みで。溝の境目を濃いめに色をつけるとコントラストが効いて

模様が目立っていいと思います。

11.マット系アクリルメディウムを表面に薄く塗って、

できあがり♪

このマットメディウム(画材屋のアクリル絵の具売り場にある)のかわりに

木工用ボンドでも大丈夫です。

うちにあったのでメディウム使いました。

マットなのでへんな艶が出なくてたいやきっぽいです。

多少丈夫になるし、多少防水になりますので個人的にいいかと思います。

 

〜よかった点、反省点

初めてのわりには結構すんなりできました。

私の読んでいるハウツー本の作り方が私にとって非常にわかりやすかったのです。

裁縫とか苦手な方におすすめ。針糸使わないので作りやすいかと。

原型作るのが大変ですが、一個できてしまえば何個でも複製できますから

そういう意味でも作りやすいです。

反省するところは…

もっと彫りを濃くする感じで原型を作るべきだったかなと思います。

そのほうがフェルトに形がつきやすいのかなと思ってます。

今度作る時は彫り深く作ってみます(^^)/

 

ではおつかれさまでした。

 

 

 

 

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